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子どものアレルギー外来

小さなお子さまは、体質や生活環境の影響でアレルギー症状が出やすいことがあります。当クリニックでは、湿疹(アトピー性皮膚炎)、食物アレルギー、咳やぜんそく、アレルギー性鼻炎など、子どもによくみられるアレルギー症状について日本アレルギー学会認定専門医が丁寧に診療しています。お子さまの状態やご家族の不安に寄り添いながら、日常生活で気をつけたいことも含めてサポートしますので、気になる症状がある際はご相談ください。

認定専門医のご紹介

お子さまのアレルギー症状について、日本アレルギー学会認定専門医が診察を担当しています。担当医師の経歴や資格については以下をご覧ください。

担当医師

小野 学医師

小児科医小野 学

【略歴】
平成21年 岐阜大学医学部 卒業/岐阜県総合医療センター/岐阜大学/あいち小児保健医療総合センター/名古屋医療センター
【所属学会】
日本小児科学会/日本アレルギー学会/日本小児アレルギー学会
【資格】
日本専門医機構認定小児科専門医/日本アレルギー学会認定専門医

【メッセージ】
「食物アレルギーがある場合は、離乳食をどう進めていけば良いの?」、「湿疹があるけど、スキンケアってどのようにすれば良いの?」「よく咳をしてぜーぜーするけど、喘息?」、このようなことで困った事はありますか?
小児科で扱うアレルギー疾患は大きく分けて4つ(食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎)があります。
子どものアレルギーは、成長するにつれて、いろいろなアレルギー症状が出現する事があります(アレルギーマーチ)。
例えば、あかちゃんの頃に食物アレルギーやアトピー性皮膚炎になると、2~3歳で気管支喘息になり、その後花粉症になる、といったケースです。なるべく早めから対策を立てていくことで、アレルギーに困らない生活を過ごせるように出来ればと考えています。アレルギーの診察は問診がとても大切なので、初診の方にはゆっくりお話を伺います。その上で今後の対応や治療方針などを一緒に考えていきましょう。
これからも子どもたちの事を考えて、なるべく負担が少なくて済む治療法を提案していきたいと思います。

診療内容の説明

お子さまのアレルギーは、症状の種類によって対処の仕方が異なります。当クリニックでは、特にご相談の多い症状について、下記の内容を中心に丁寧に診察しています。

食物アレルギー

食べ物をきっかけに、皮膚の赤み、じんましん、咳、嘔吐などがあらわれることがあります。症状は少量の摂取でも起こる場合があり、月齢や体質によって反応の出方が異なります。気になる症状がみられた際は、普段の食事や生活の様子も含めてご相談ください。

【受診の目安】
・食べ物を口にした後、皮膚の赤み・じんましん・咳・下痢・嘔吐などが出た
・離乳食の進め方に不安がある
・乳幼児健診や保育園で「アレルギーかもしれない」と指摘された
・園や学校生活のために相談したい など

【治療方法(基本方針)】
・必要に応じて血液検査や皮膚テストを実施
・生活に合わせた食事の進め方(除去・摂取のバランス)の提案
・乳児期〜幼児期のスキンケアや生活管理の相談
・生活の中で注意したい点や、症状が出た時の対応 など

アトピー性皮膚炎

皮膚が乾燥しやすく、かゆみを伴う湿疹が繰り返し出ることがある疾患です。肌の状態や季節、生活環境によって症状が変動しやすいのが特徴です。スキンケアや外用薬の使い方を含め、日常生活で気をつけたい点についてもお伝えしています。

【受診の目安】
・かゆみを伴う湿疹が続くまたは繰り返している
・市販薬や保湿でもなかなか改善しない
・夜間のかゆみが強く、眠れないことがある
・季節の変わり目で悪化しやすい など

【治療方法(基本方針)】
・皮膚の状態に合わせた外用薬(保湿剤・ステロイドなど)の使い分け
・生活環境で気をつけたい点(汗・衣類・乾燥対策など)の説明
・かゆみの程度に応じた内服薬の検討
・入浴や保湿などのスキンケア指導 など

気管支喘息(小児喘息)

咳が長引く、運動すると息苦しそうにする、夜間や季節の変わり目に症状が強くなるなどの特徴があります。症状の程度や頻度によって対処方法が異なるため、お子さまの普段の様子を踏まえながら診察を行います。

【受診の目安】
・咳が長く続く(数週間以上)
・夜間や早朝に、ぜぇぜぇ・ヒューヒューとした呼吸がある
・運動後に息苦しさや咳が強くなる
・季節の変わり目に咳が強まる など

【治療方法(基本方針)】
・症状や生活環境をふまえた吸入薬や内服薬の使用
・咳を悪化させやすい要因(冷気・ほこりなど)の説明
・急に症状が強くなったときの対処法
・成長に応じて、治療の内容や薬の量の見直し など

アレルギー性鼻炎

鼻水・鼻づまり・くしゃみが続く症状で、季節と連動して症状が強くでたり弱くなるタイプや、通年性のタイプがあります。睡眠や日中の活動に影響することもあるため、症状や生活の状況に合わせた診察を行います。

【受診の目安】
・鼻水・鼻づまり・くしゃみが長く続いている
・季節によって症状が強くなり、生活に支障が出ている
・眠りにくい、集中しにくいなど、日常生活で困る場面がある
・家族にアレルギーがあり、お子さまにも似た症状がある など

【治療方法(基本方針)】
・年齢に応じた内服薬や点鼻薬の使用
・アレルギー検査、血液検査の実施
・家庭でできる対策(室内環境・花粉対策など)について
・症状の変化に応じた治療内容の見直し など

ご予約について

完全予約制となります。ご予約はお電話にて受け付けております。

診療日

水曜日(毎週) 10:00~11:30
水曜日(第2・4週) 13:30~16:00
火曜日(第2・4週) 18:00~19:30

当院へのアクセス

小児科と産婦人科の建物はそれぞれ別となります。
駐車場は共通です。奥の駐車場もご利用いただけます。

駐車場入り口のご案内